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生地スキャナーNUNOの誕生

更新日:7月20日



デジタル化ファッションといえば、衣装、生地、アバターは御三家といってよいでしょう。Disney原則BRDFが発表されてから、物理ベースレンダリングの基準がほぼ確立され、標準化テクスチャスキャンはもはやファッション産業界デジタル化に不可欠と考え、私がプロトタイプを開発に手をかけた。

生地スキャナーNunoXは今、高品質なテクスチャマップを生地の表面キャプチャーする強力なデバイスであり、様々な紡織業界の要求に満たす実績があります。Nunoとして生まれることを語ります。


プロトタイプ開発:

ハードウェア:

法線(正接)マップの構成はXY軸の明度0~1の区間で角度を表すので、デバイスのデザインは上下左右で光を放ち、可視光線による被写体の輝度でイメージングするわけなのだ。実験段階ではLEDの光源の照度と角度が調整しやすい仕様にしたほうが便利なので、レゴを使ってフレームを構築していました(笑)。初期に商品として出荷した木造フレーム仕様よりも実は高価だった。

撮影装置はiPhoneしたのは、仕様が単一だけだったので、レンズの品質がいいし、一貫性が信頼できるし、校正も単純になるからだ。


ソフトウェア:

直感的にトーンマッピングで明度彩度調整がビジュアルすぐできるので、2016年時点ではアドビ社のExtendScript Developer Toolsでフォトショップで調整しながらスクリプトを書いて開発したが、後ほどPythonのopencvに移行。


実験用ぐしゃぐしゃ紙

それ以降はテカリろ過、色温度補正、リニアスペース逆変換、透明度検出といったハードウェアの改良と拡散反射光・アルベド変換、鏡面反射光の割り出しなどソフトウェアの改良を繰り返して性能も高めてきたが、AIテクスチャー、AI物理性質予測など先進的な機能を備え、今のNunoXに生まれ変わる。


公式サイト:

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